相撲部屋に行ったこがありますか?
稽古場にいるお相撲さんたちを見たとたん...思わず「「大っきい〜」と発してしまいます。土俵、まわし、ちょんまげ、てっぽう柱、床山さん...雰囲気も用語も独特で別世界、気持ちがソワソワ〜。そもそも"相撲"を"すもう"と読むことからして特別感アリアリです。
さて、新型コロナウィルスは、とうとう「パンデミック」の状態、さまざまなイベントが無観客になったり中止や延期になったり。「2020年春のセンバツ甲子園が中止」のニュースで、出場予定だった球児たちが目を赤らめている姿に心が痛みました。
大相撲春場所もしかり、史上初の無観客開催となりました。初日恒例の日本相撲協会あいさつは、八角理事長が声援のない館内正面を向き、土俵脇には東西の横綱を先頭に幕内42力士が2列ずつに並び、ふだんとは違う光景で始まりました。
八角理事長は、異例の長さとなる約5分間のあいさつで、神事としての大相撲を改めて強調し「古来から、力士の四股は邪悪なものを土の下に押し込める力があるといわれてきました。力士の体は、健康な体の象徴ともいわれます。大相撲の持つ力が、日本はもちろん世界中の方々に勇気や感動を与え、世の中に平安を呼び戻すことができるよう、15日間、全力で努力する所存でございます」と締めくくりました。
なるほど、”特別な力”は日々の努力と鍛錬でこそ生まれるのですね。
無観客だから聞こえない…四股のときの”ヨイショ!”だけど、無観客だからこそよく聞こえる…呼出さんの声、行司さんの"こぶし"まわし、立ち合いで体がぶつかる生々しい音、弓取式で弓が空を切る音…力士のみなさん、大勢のファンがテレビやラジオを通して応援しています!
写真:スポーツ報知 2020.03.09
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