創部75年記念部史

2020-09-14

マスクと表現

アメリカ・プロバスケットボールリーグのNBAWNBAでは、チームのロゴ入りフェイスカバー(マスク)が販売されています。(オンラインショップ⇒ NBA, WNBA)
NBA Face Coverings
えーっ、マスクで4,020円!?と思いきや「売上利益は寄付され、アジア太平洋地域でのコロナウィルスに対する活動に役立てられる」とのことです(NBA 2020年7月22日情報)。

アメリカで、マスクがスポーツの応援グッズになるなんて、半年前に誰が想像していたことでしょう!

そして、大坂なおみ選手の2020全米オープンテニス優勝。”Black Lives Matter”のTシャツと7種類のマスク(⇒東京新聞)が話題となり、スポーツと社会的ステートメントの関係をどのように解釈するのか?あらためて、とても身近に問われた思いがしました。

日本でも、アベノマスク、大臣マスク、冷んやりマスク…など、マスクの話題はさまざま。顔の半分を覆っているものですから、今日の小池東京都知事のマスクには美しい刺繍が施されていた、とか、ファッションには興味がなさそうな政治家が伝統的な染めの洒落たマスクをしていると、誰が選んだのだろうか?とTVニュースを見ながら想像を巡らしてしまいます。小4の女の子は、夏休みの自由研究に、47都道府県の“チジノマスク”(⇒FNNプライムオンライン)を調べたそうで、その目の付けどころとアイデアに感心しました。

大坂選手の7種のマスクが大きな引き金となり「マスクと表現」はこれからも、世界的にまだまだ展開していきそうに思います。

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